morinocoナイフ大解剖

ヨーロッパで普及するナイフや日本の肥後守(ひごのかみ)をベンチマークし、さらに800人以上の子どもたち、親、教育者たちの声をもとに開発してきました。
開発者たちがこだわったポイントを解説します。

寸法:175mm × 18mm × 25mm
重さ: 45g

 

morinocoナイフ 5つの特徴

こだわり1. 関刃物のプライド 鋼・ステンレスの三層構造

関が得意とする鋼(はがね)をステンレス鋼で挟み込んだ三層構造の刃物を採用。
鋼(はがね)の切れ味とステンレス鋼の粘り強さと耐久性を併せ持つスグレモノ。
子ども用だからと言って妥協はせず、本物を子どもたちに届けたいと願う刃物のまち 関のこだわりです。

こだわり2. 安全と使いやすさから導き出した形状

ヨーロッパで普及する子ども用アウトドアナイフや日本の肥後守(ひごのかみ)などの研究し、刃の厚み、幅、角度一つ一つを0.1mm、0.1度単位で検討してきました。ナイフアドバイザー越山氏のアドバイスなどを参考に、木の削りやすさやメンテナンスのしやすさを追求し、スカンジナビアンエッジを採用。アウトドアナイフとして、そして子ども用ナイフとして最適なところに落とし込みました。

こだわり3. 気軽に持ち運べる折り畳み機構

安全に持ち運べるように、折り畳み式を採用しました。
コンパクトになるので、ポケットに入れたり、専用ケースをつくってみたり。ハンドルに穴をあけてひもを通しリュックにぶら下げることもできます。

こだわり4. 自然を身近に感じるヒノキの枝ハンドル

素材が「木」であることだけで、なぜこんなに愛着が持てるのでしょう?
morinocoナイフは開発当初からハンドルを身近な森林の資源を使うことを条件としてきました。それは子どもたちに身近な自然を実感してもらうこと、このナイフを通じて森を知ってもらうことを一つの目標にしていたからです。森から離れてしまった現代の子どもたちが再び自然をつながることを願っています。

こだわり5. ユーザーの声で選ばれた子どもが持ちやすいハンドル形状

これまでさまざまな形状のハンドルを試してきました。その数はサイズの大小も合わせれば数十パターン。ヒノキの枝から形状を削り出し、新しい形ができれば子どもたちに試してもらい、また新しい意見をもらう。それを繰り返し、子どもたちが使いやすい大きさで握りやすい形状にたどり着きました。